2月17日と18日には、総合生存学館ソーシャルイノベーションセンターが
ハイブリッド国際会議Blockchain in Kyoto 2021(BCK21)を主宰しました。
この国際会議では、ブロックチェーンとその応用に関して、フィンテック、暗号資産、
ブロックチェーンに関連する分野で活躍する様々な分野の研究者と実務家が一堂に
会することができました。
日本・米国・欧州の広い地域から1名の基調講演者(米国)、9名の招待講演者(日本6名、
米国1名、欧州2名)をお招きしました。
この他の13名の一般講演者や多数のオンライン参加者とともに、ブロックチェーン全般に
関するさまざまな研究について、学術的な問題だけでなく、実務のおける現在の到達点や
将来の展望についても議論を行いました。
例えば、2月17日の午前には、企業で活躍されている方々をお招きして
「日本語で社会発信するセッション」を行いました。
また、2月18日の午前は、暗号通貨XRPで知られる米国Ripple社からCTOのDavid Schwartz氏を
お招きして、暗号通貨XRPの基本思想と将来展望について講演いただきました。
参加登録人数(合計206名)
・大学126名(国内41名、海外83名)
・企業79名 (国内16名、海外63名)
大学と企業ともに海外からの参加者が多く、全体のおよそ7割に達しました。
この分野の海外での関心の高さが再確認できましたが、その一方で、国内動向の活性化は
ソーシャルイノベーションセンターがとりくむべき今後の課題であると捉えています。
そのためにも、来年度は第2回の国際会議BCK22を継続的に開催することが必要であると考えています。
多くの方々のご協力をお願いいたします。
2月17日の朝の京都大学時計台会場での開会のあいさつの様子