Blockchain Kaigi 2023 (BCK23)

The Integrated Innovation Building (IIB) at the RIKEN Kobe Campus

Blockchain Kaigi 2023 (BCK23)

https://www.kobe.riken.jp/facility/

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スコープ

ポスター
ポスターはこちらです

Blockchain Kaigi 2023 国際ワークショップ「ブロックチェーン会議」は、ブロックチェーンとその応用に関して、フィンテック、暗号資産、ブロックチェーンに関連する分野で活躍する様々な科学技術コミュニティの研究者や様々な分野の実務家が一堂に会する研究集会です。

2021年2月17日、18日に京都大学で開催した国際ワークショップ「Blockchain in Kyoto 2021(BCK21)」、2022年8月4日~5日に東北大学で開催した国際ワークショップ「BCK22: Blockchain Kaigi 2022」は世界中から多くの参加者を集め、成功裏に幕を閉じました。その第3弾として、2023年10月28日~29日に理化学研究所の神戸キャンパス(神戸市)で国際ワークショップ「BCK23: Blockchain Kaigi 2023」を開催します。

ブロックチェーン全般に関する理論的および/または応用的な研究をご発表ください。
この国際会議のトピックは以下のとおりですが、ブロックチェーンに関する内容であればこれらに限定しません。

  • ブロックチェーン技術、暗号技術/数理
  • B2BおよびB2Cソリューション
  • 異常検知、サイバーセキュリティ
  • デジタル資産市場、中央銀行デジタル通貨CBDC
  • スマートコントラクト
  • エネルギー、環境問題への応用
  • 金融包摂、送金、デジタルIDへの応用
  • イノベーション政策
  • 法制度や規制の問題
  • ネットワーク科学、グラフ理論、ハイパーグラフの数理

開催日

2023年10月28日 (土) から29日 (日)

開催場所

対面で行います。ご希望の方は、下記の会場にお越しください。
理化学研究所 神戸キャンパス 融合連携イノベーション推進棟(IIB)
the Integrated Innovation Building (IIB) at the RIKEN Kobe Campus.
利用できる施設紹介

参加登録・講演申込

こちらから参加登録をしてください。

講演概要には、講演タイトル、講演者と共同研究者の氏名と所属,講演内容の説明、説明を補足する図または表(どちらか1つ)を記入してください。

長さは、1ページとし、PDFファイルをアップロードしてください。

重要な日程

一般講演者の講演概要受付締切:2023年9月30日(土)

講演概要の受け付けは終了しました。

講演受理の通知:2023年10月2日(月)

事前登録(講演概要提出なし)締切:2023年10月27日(金)

注意:当日の登録も受け付けます。当日お昼(12時)までに登録してください。
いずれの場合も参加登録料は不要です。

プログラム(最終版)

プログラムと講演概要集

組織委員

  • 池田 裕一 (京都大学)
  • 初田 哲男 (理化学研究所 数理創造プログラム)
  • クラウディオ・J・テッソーネ (チューリッヒ大学)
  • 藤原 明広 (千葉工業大学)
  • 白井 朋之 (九州大学)
  • 池 祐一 (九州大学)
  • 日高 義将 (高エネルギー加速器研究機構 素粒子原子核研究所)
  • アビジット・チャクラボルティ (京都大学)
  • 吉川 絵美 (Ripple Labs Inc.)

事務局

岡本 有加(京都大学)

基調講演・招待講演者プロフィール

基調講演

Wakefield Scott Stornetta

Wakefield Scott StornettaW. Scott Stornetta博士は、ブロックチェーンの共同発明者であると多くの人に認知されています。1991年以降、Stuart Haber博士と共同で執筆した先駆的な一連の論文と特許は、ビットコインやその他のデジタル通貨の基礎を築きました。(ビットコイン白書の8つの引用文献のうち、3つが彼らの研究に言及しています)。 Haber博士とStornetta 博士はSurety Technologiesを共同設立し、ブロックチェーンの最初の実用的な展開を提供しました。
Stornetta 博士 は、ブロックチェーンとAIに特化したベンチャーキャピタルである Yugen Partnersのパートナーであり、トロント大学のロットマン経営大学院に付属するCreative Destruction Labのフェローである。

Aanchal Malhotra

Head of Research at Ripple Lab Inc.

Aanchal MalhotraAanchal 博士は Ripple 社の研究責任者として、Defi プロトコル設計と暗号技術の研究開発をリードしています。その役割の中で、全社的な様々なイニシアチブを推進し、XRPL上のnon-fungible tokens (NFTs)、Automated Market Maker (AMM)、Decentralized Identity (DID)などの新機能のネイティブサポートを導入することを目的とした技術論文に協力しています。過去4年間、Aanchal博士はスレッショルド署名やゼロ知識SNARKSのような暗号プリミティブの専門知識を活用し、XRPLのスケーラビリティ、プライバシー、相互運用性の継続的な改善を推進してきました。また、デジタル資産の安全かつ合法的な交換を促進する組織であるTravel Rule Information Sharing Alliance (TRISA)の理事も務めています。ボストン大学でコンピュータサイエンスの博士号を取得。

招待講演

笠原正治

奈良先端科学技術大学院大学・先端科学技術研究科・情報科学領域 教授

Shoji KASAHARA京都大学工学部数理工学科卒業,同大学院工学研究科博士後期課程退学.博士(工学).京都大学・助手,奈良先端科学技術大学院大学・助教授,京都大学・准教授を経て,2012年より現職.専門は待ち行列理論とその応用,オペレーションズ・リサーチ,情報ネットワークシステム.電子情報通信学会・編集理事(2020-2022),同・通信ソサイエティ会長(2023-現在)等を歴任.日本オペレーションズ・リサーチ学会フェロー,電子情報通信学会フェロー.

Victor Fang

Anchain.AI

Victor FangVictor Fang博士はRSA Innovation Sandbox Awardを受賞したシリコンバレーのWeb3サイバーセキュリティスタートアップ、AnChain.AIのCEO兼共同設立者です。
シリコンバレーでサイバーセキュリティとAIの分野で活躍する起業家です。 Fang博士 が構築したテクノロジーは、政府から金融機関、企業まで、知名度の高い顧客に力を与えています。
AnChain.AI以前は、FireEye Mandiant (acq’ Google), Awake Security (Greylock, acq’ 2020), Pivotal (IPO 2018) and EMCでデータサイエンスのリーダーシップを発揮していました。 Fang博士 は、UCバークレー校の産業アドバイザーを務め、20の米国特許を保有しています。世界最大のIT監査機関であるISACAの「Audit Practitioners’ Guide for Machine Learning」ホワイトペーパーを執筆しました。 イノベーション以外の時間は、ジャズやロックの演奏を楽しんでいる。

巳波弘佳

関西学院大学 副学長,情報化推進機構長,工学部情報工学課程教授.関西学院大学×日本IBM
AI共同プロジェクト統括.AI活用人材育成プログラムプロジェクト統括.

Hiroyoshi Miwa東京大学理学部数学科卒業,日本電信電話株式会社(NTT)入社,NTT通信網総合研究所研究員,研究主任を経て,関西学院大学理工学部情報科学科専任講師.助教授を経て,2012年教授.京都大学博士(情報学).専門分野は数理工学.文部科学省数理・データサイエンス教育強化拠点コンソーシアムモデルカリキュラムの全国展開に関する特別委員会委員,兵庫経済雇用戦略策定会議委員等も務める.

井手剛

IBM Thomas J. Watson Research Center

Tsuyoshi Ide苫小牧工業高等専門学校(機械工学科)、東北大学工学部(機械工学科、編入)を経て、2000年、物性理論の研究で東京大学大学院理学系研究科から博士号取得。同年IBM東京基礎研究所。応用光学の研究開発に従事。2004年ころから機械学習の基礎および応用研究に従事。2013年に米IBMのThomas J. Watson Research Center に移籍。ビジネス上の実問題を新たな数理的手法で定式化するのを得意とする。最近の主な研究テーマは、異常検知、人工知能の説明可能性、分散分権学習など。2023年から半導体研究部門に移り、日米の半導体の協業体制の下、日本の産業競争力の復活を米国から支援。

Wang Qin

CSIRO Data61

Wang QinQin博士はオーストラリアのCSIRO Data61の研究科学者で、ブロックチェーン分野で豊富な経験を持っています。彼の専門知識は、NFT、DAO、DeFiを含む新しいウェブ3技術や、スケーラビリティ、セキュリティ、プライバシーといったコンセンサス・プロトコルの基本的な側面に及んでいます。Qin博士 は学術論文や国際標準の推進において主導的な役割を担い、ETHGlobalなどのコミュニティに積極的に貢献しています。CSIRO Data61に参加する以前は、スウィンバーン工科大学で博士号を取得し、Beihang大学で修士号を、Northwestern Polytechnical Universityで学士号を取得しました。

藤本真吾

富士通株式会社 データ&セキュリティ研究所 シニアリサーチディレクター

Shingo Fujimoto電気通信大学情報工学科を卒業&修了。筑波大学大学院博士後期課程を修了、博士(リスクレジリエンス工学)を取得。
富士通独自のブロックチェーン連携技術「ConnectionChain」の開発者で、富士通のブロックチェーン研究チームをリードし、同技術をもとにしたオープンソースのブロックチェーン抽象化ツール「Hyperledger Cactus(現在はCactiと改称)」を立ち上げた。2023年より現職。
Hyperledger Foundationでは、Governing Board Member を務めており、社外パートナー企業との実証実験を数多く手掛け、業界や会社の垣根を超えたWeb3社会の実現をめざして研究活動を行っている。

招待講演(日本語企業セッション)

山本周雅

株式会社ガイアックス 開発部・web3事業本部
株式会社カタルシス 代表取締役

Syuga Yamamoto京都大学総合人間学部7年。株式会社カタルシス 代表取締役/京大起業部 部長。 「個人や組織の創造性の開花」をテーマに、語り合いの場の創出、ビジネスコンテストの開催、暗黙知の伝承などの活動を展開しています。

横山真由

日本郵船株式会社 DX推進グループ
郵船ロジスティクス株式会社入社。2022年4月より日本郵船株式会社出向中。

Mayu Yokoyama 昨年、半年間の実践型新規事業社内研修「デジタルアカデミー」に参加。そこで部署やバックグラウンドが全く異なるメンバー4名とチームを組み、“BtoB企業/海運業に縛られない新しいビジネス開拓”を目指し、Web3に着目。現在、社内有志70名程度で「社内DAO」を組成し活動中。

ホテルインフォメーション

トラベルインフォメーション

主催・共催

主催:

共催:

講演の写真

Opening: Yuichi Ikeda (Kyoto University)

Aanchal Malhotra (Ripple Lab Inc.)

Question for keynote speech

Victor Fang (An Chain.AI)

Tsuyoshi Ide (IBM Thomas J.Watson Research Center)

Claudio J.Tessone (University of Zurich)

Hideaki Aoyama (Kyoto University)

 

 

 

 

 

 

Masaki Sakurai (Chiba Institute of Technology)

Yu Kimura (Interoperability Labs Ltd.)

Ryosuke Nakazawa (Chiba Institute of Technology)

Shinya Hirata (Kyushu University)

Zheng Nan (Yamanashi Gakuin University)

Abhijit Chakraborty (Kyoto University)

Wakefield Scott Stornetta (Creative Destruction Lab)

 

 

 

 

 

 

 

Question for keynote speech

Hiroyoshi Miwa (Kwansei Gakuin University)

Taishi Nakai (Kyoto University)

Gopikrishnan Muraleedharan (Macquarie University)

Tsuyoshi Hirayama (IBM Japan, Ltd.)

Shoji Kasahara (Nara Institute of Science and Technology)

Qin Wang (CSIRO)

 

 

 

 

 

 

 

Shingo Fujimoto (Data & Security Reserch Laboratory, Fujitsu Limited)

Akihiko Fujihara (Chiba Institute of Technology)

Shuga Yamamoto (Gaiax Co.Ltd)

Mayu Yokoyama (Nippon Yusen Kabushiki Kaisya)

Closing: Tetsuo Hatsuda (RIKEN iTHEMS)

Q&A

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